TALK SESSION LIST
渋谷の街は、コアな一面を持っている。
そんなコアな渋谷を見聞きして、研究している人がこの街にはいる。
コアな渋谷を知る人による、新たな渋谷の視点を提供するトークセッション。
青山学院大学総合文化政策学部の学生達による
映像「渋谷の三つの物語」上映と解説
12:00~12:30
青山学院大学総合文化政策学部の学生達が、普段の生活の中で感じたり気付いたりした渋谷の様々な状況を、独自の視点で映像化した作品を上映し解説する。
同人誌から見る渋谷
さシすせそ準備会
13:00~13:30
渋谷再開発を見続けている人による、変わり続ける渋谷はここが面白い、これからの渋谷はここを見ると楽しい、ということを映像とともに語る
青山学院大学総合文化政策学部の学生達による
映像「渋谷の三つの物語」上映
13:45~14:00
青山学院大学総合文化政策学部の学生達が、普段の生活の中で感じたり気付いたりした渋谷の様々な状況を、独自の視点で映像化した作品を上映し解説する。
渋谷のんべい横丁の声
御厨 浩一郎氏+黒石 いずみ
14:15~15:00
のんべい横丁が渋谷の開発の中で経験している状況とコミュニティの思い、これからの都市の文化的開発への思いを聞く
のんべい横丁広報・渉外係、エンターテイメント・デザイナー:御厨浩一郎氏
1990年代からハイビジョン映像開発に携わり、愛知万博のイベントアドバイザーや東京ミッドタウン、主要な企業のイベントデザイン、大型サーカス・パフォーマンスの演出に携わる。映像を駆使したインタラクティブシステムを国内外各地で実現し、渋谷の大型街頭ビジョンシステムの調査事業にも関わる。株式会社Zを創設し、現在はエンターテイメント・デザイナーとして新しい都市のエンターテイメント、文化、街のあり方を分析し、成熟社会圏における都市やその開発時に本来必要な文化と経済の相互効果について、他国との比較分析と提言を行う。また、渋谷のんべい横丁では渉外・広報を担当して、会津というお店と松菊という店主の亡くなられたお店を継承している。
考現学と「渋谷の三つの物語」
黒石 いずみ+青山学院大学総合文化政策学部学生
15:15~15:30
考現学手法調査とその映像化が描き出す、渋谷のもう一つの顔の面白さを語る
黒石いずみ:建築理論と生活デザイン研究者 青山学院大学総合文化政策学部教授
新庄市と気仙沼市、大和市において文化資源保存による地域活動を実践中。
ペンシルバニア大学Ph.D.著書に『東北震災復興と今和次郎:ものづくり・くらしづくりの知恵』、Constructing the Colonized Land: Entwined Perspectives of East Asia around WWII (2014)、『建築外の思考:今和次郎論』(2000)、Social Resilience in Disaster Recovery Planning for Fishing Port Cities: A Comparative Study of Prewar and Twenty-First-Century Tsunami Recovery Planning in the Northern Part of Japan, Journal of Urban History (2019)
共著にAdaptive Strategies for Water Heritage (2019)、『時間の中のまちづくり』 (2019)、Confabulations: Storytelling in Architecture (2016)など。
ARで変わる都市の未来
大島 佑斗氏+黒石 いずみ+青山学院大学総合文化政策学部学生
15:45~16:30
商業施設や都市をARの力でゲーム的に書き換え、体験型エンターテイメントを提供する大島佑斗氏に、その活動と渋谷の未来への展望を語っていただく
株式会社ENDROLL Co-Founder COO大島 佑斗氏
株式会社ENDROLLにてCOOとしてビジネス分野全般と採用を担当。
商業施設などが保有するリアルな空間をAR技術を使うことで、設備投資を抑えて低コストでゲーム的に書き換え、体験型エンターテイメントを導入することができるソリューション「CIRCUS KIT」を提供している。東京急行電鉄などと共同で開催した、渋谷の街を使ったAR×リアル謎解きゲーム「渋谷パラレルパラドックス」や、横浜・アソビルとのコラボによるAR周遊ゲーム「アソビルパーティ」、池袋PARCOとのコラボによるARパズルゲーム型アート展「おくびょうキュリオと孤独な絵描き」など体験型エンターテイメントを提供している。
[臨場:渋谷再開発工事現場]
真壁 智治氏+黒石 いずみ+塩崎 太伸氏+木内 久美子氏
16:45~17:45
近刊の「臨場:渋谷再開発工事現場」で、動態的都市論の視点から渋谷を分析する真壁氏を囲み、工事現場が人々の都市感覚を変える有様と物語性を語る
真壁智治氏:プロジェクトプランナー
60年代末から都市を独自な視点でサーベイする同人組織「遺留品研究所」を結成し活動。著書に、『アーバン・フロッタージュ』、『感応』、『カワイイパラダイムデザイン研究』、『ザ・カワイイヴィジョンa 感覚の発想』、『ザ・カワイイビジョンb 感覚の技法』、共編書に『応答漂うモダニズム』ほか。近著に『臨場:渋谷再開発工事現場』
塩崎太伸氏:建築家
一級建築士. アトリエコ 共同主宰. 東京工業大学塩崎研究室 准教授. 建築記述研究会 主宰. 日蘭建築文化協会 副会長. 博士(工学)東京工業大学. 新建築など建築ジャーナルで多数の企画を展開する若手の建築理論家。共著に『建築論辞典』、『JA93 Kazuo Shinohara』など。2010年グッドデザイン賞、2018年SDレビュー入賞。
木内久美子氏:東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
サミュエル・ベケット、20世紀ヨーロッパ・モダニズム、ジャンル論、翻訳論、喜劇論、現代イギリス映画研究者。